イベント

2020年4月29日(水)~2021年12月26日(日)
11:00~17:30

神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム

草間彌生美術館では2021年4月29日(木・祝)~2021年12月26日(日)まで「神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム」を開催します。

≪天国へ上る階段≫2019年© YAYOI KUSAMA

神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム

隠すことがすべての顕示であるような、あるいは桃の実につけられた小さな虫の穴が却ってそのいのちをあらわすような、そうした方法によって、私は神秘をあらわしたいのです。神秘と象徴の中間に横たわる世界に身をひそめて生きたいと思います。
―草間彌生「イワンの馬鹿」、1955年

古来より、水墨画や単彩画として東西に親しまれるモノクローム(単色)絵画は、20世紀美術における抽象表現の歩みとともに、様々な美術運動において展開されてきました。
草間彌生もまた、モノクロームの作品を数多く制作しており、1959年の発表以降制作が続く「無限の網」に代表されるモノクローム絵画に始まり、白や金・銀1色で塗りつぶしたソフト・スカルプチュア、単色でありながらあらゆる色を反射する鏡の部屋や、単色の花で空間を埋め尽くすインスタレーション、最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」での、稀有な色彩感覚で組み合わされたモノクロームの作品群など、草間は単色あるいは地色と描画色の2色に限定したパレットでの制作を継続して行っています。
図と地が流動的で、オールオーヴァーに作品表面を覆い、さらには作品の外へも拡がる印象を与えるこれらの作品において、モノクロームは反復を強調し、あるいは集積をひとつに取りまとめ、その強烈な視覚性とドライヴ感の増幅に大きな役割を果たしています。
本展では、初期から現在に至るまで草間が継続して制作する多様なモノクローム作品を展覧し、草間が一貫して追求する自己消滅の表現における反語的な色彩の探求ともいえる独自のモノクロームの世界をご紹介いたします。

≪きのう見た夢≫2006年©YAYOI KUSAMA

≪自画像≫1995年©YAYOI KUSAMA                                                                                               

会期 

2021年4月29日(木)~ 2021年12月26日(日)
開館日:木・金・土・日・月曜日および国民の祝日

休館日:月・火・水曜日

開館時間

11:00~17:30

※入場時間

①11:00~12:30(11:30までに入場)

②12:00~13:30(12:30までに入場)

③13:00~14:30(13:30までに入場)

④14:00~15:30(14:30までに入場)

⑤15:00~16:30(15:30までに入場)

⑥16:00~17:30(16:30までに入場)

当美術館は敷地面積が狭く、入場にあたり待機していただくスペースがございません。
入場開始時間より前のご来館はご遠慮ください。

観覧料

一般:1,100円(税込)

小中高生:600円(税込)

※未就学者は無料。団体割引の設定はございません。

チケット

日程指定の予約・定員制(各回90分)

毎月1日10:00(日本時間)に草間彌生美術館webサイトにて翌々月分のチケット発売開始

美術館webサイト www.yayoikusamamuseum.jp/ 

※チケットは美術館webサイトのみで販売しています。美術館窓口での販売はございません。

※上記の概要は、新型コロナウィルスの影響により変更となる場合がございます。
 最新情報は、当館ウェブサイト(https://yayoikusamamuseum.jp)よりご確認ください。

展覧会の構成

1階エントランス
2005年制作の鑑賞者が覗き込む小型のミラールーム作品《去ってゆく冬》

 
2階ギャラリー

50年代末に制作された初期モノクローム絵画の代表作《無限の網(1)》、70~90年代制作のソフト・スカルプチュア作品3点
90年代末に制作されたセラミックの小立体作品10点、80~90年代に刷られたエッチングによる版画作品10点

2004‐2007年制作のシルクスクリーンによる版画シリーズ「愛はとこしえ」より6点

3階ギャラリー
2019年制作のステンレス製のインスタレーション作品《雲》、最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」より33点

 

4階ギャラリー

最新の参加型の最新プロジェクト《フラワー・オブセッション》
1999年制作の映像作品《草間の部屋》

5階屋上ギャラリー

2018年制作のブロンズ鋳造の野外彫刻作品《天空にささげたわたしの心のすべてをかたる花たち》

※本作品は展覧会「神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム」には含まれません。 

関連プログラム

EVENTSで随時発表いたします。 

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