イベント

2022年1月13日(木)~3月25日(金)

ミケル・バルセロ展


2022年1月13日(木)- 3月25日(金)まで東京オペラシティ アートギャラリーにて「ミケル・バルセロ展」を開催中です。


ミケル・バルセロ《雉のいるテーブル》 1991年 作家蔵
©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021.
Photo: ©Galerie Bruno Bischofberger

世界を挑発する現代スペインの代表的アーティスト ミケル・バルセロ、日本初の回顧展がいよいよ東京(最終会場)へ!

 ミケル・バルセロ(1957- )は、1980年代より欧州を中心に精力的な活動をおこない、現代芸術を牽引する美術家の一人として評価されています。国立国際美術館、長崎県美術館、三重県立美術館、東京オペラシティアートギャラリーを巡回する本展は、日本国内で初めて彼の仕事の全貌を紹介するものです。

 バルセロは、スペインのマジョルカ島に生まれ、1982年に国際美術展「ドクメンタ7」(ドイツ・カッセル)で鮮烈に登場して以来、生地マジョルカ島をはじめ、パリ、アフリカのマリ、そしてヒマラヤなど世界各地に活動の場をひろげ、各地の歴史や風土と対峙するなかで制作をつづけてきました。

 その制作は、絵画を中心に、彫刻、陶芸、パフォーマンスなど領域を越えてひろがり、近年ではマジョルカ島のパルマ大聖堂の内部装飾や、スイス・ジュネーブの国連欧州本部 人権理事会大会議場の天井画など、壮大な建築的プロジェクトにも結実しています。バルセロの作品では、海と大地、動植物、歴史、宗教といったテーマが大きな位置を占めています。

 バルセロは、さまざまな素材との格闘を通してそれらのイメージを生み出します。物質の存在感と結びついたそれらのイメージは、プリミティブな荒々しさと、神話的、呪術的な力を秘めており、それでいて豊かな洞察と知性の裏打ちを感じさせます。

ミケル・バルセロ《亜鉛の白:弾丸の白》 1992年 作家蔵 
©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021.
Photo: ©André Morin


ミケル・バルセロ《海のスープ》 1984年 作家蔵
©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021.
Photo: ©André Morin
 

 バルセロの作品は、自然や宗教、歴史、風土とのかかわりから人間の存在をあぶり出し、その根源への問いを投
げかけるとともに、絵画のいまだ知られぬ力を語りかけてやみません。
 本展は、長らく日本でほとんど未紹介であったこの画家の、国内の美術館で初の個展として、巨大なスケールを
もつ絵画作品を中心に、彫刻、陶芸、パフォーマンス映像などを加えた約90 点で初期から現在までの活動を紹介
します。

本展の特徴と見どころ

1.日本ではほとんど未紹介のスペインの代表的アーティストの40年にわたる活動の全貌を紹介
我が国ではほとんど受容が進んでいなかった「幻の画家」の全貌を知る貴重な機会です。

2.スケール感豊かな大画面の絵画群
縦横2~3メートルを超すサイズの大画面が並ぶさまはまさに圧巻。それぞれの画面は、画家の行為の痕跡と物質
としての存在感を豊かにたたえ、そのなかから濃密なイメージが鮮烈に立ち上がります。

3.親しい人々をとらえた特異な肖像作品
暗色の画布に漂白剤で描くバルセロ特有の肖像画「ブリーチ・ペインティング」。描いてから時を経てはじめて
浮かび上がる人々の相貌は、イメージの生成と消滅に意識的なバルセロの特異な関心を物語ります。

4.絵画の延長としての陶作品
暴力的なまでの力を加えてから窯で焼いた陶器が示す物質的な痕跡を、バルセロは魚や馬、植物、人体などのイ
メージに変容させます。壺や花瓶、鉢などの陶作品はバルセロにとってまさに絵画の延長なのです。

5.多様な領域にわたる制作のひろがりを紹介
絵画や陶作品、さらに水彩、ドローイング、スケッチブック、ブロンズ彫刻やパフォーマンス映像などを加え、
バルセロの制作活動のひろがりを紹介。そこでは、物質とイメージとの不即不離の交錯から、自然と人間存在の
根源への大いなる探求に飛翔する画家の想像力がつねに躍動しています。

ミケル・バルセロ、マジョルカ島ファルーチのアトリエにて 2020

撮影:ジャン=マリー・デル・モラル www.jeanmariedelmoral.com

ミケル・バルセロ
 1957年、スペイン・マジョルカ島生まれ。パルマ・デ・マジョルカとバルセロナの美術学校で学ぶ。1976年、前衛術家のグループに参加。1982年の「ドクメンタ7」(ドイツ・カッセル)で国際的な場に登場して以降、マジョルカ島、パリ、アフリカなど各地にアトリエを構えて精力的に制作。1988 年には過酷な風土と孤独を求めアフリカを旅し、以後、繰り返しマリに滞在し制作。
  絶えず変化を求める多産の芸術家であり、その制作は、絵画をはじめドローイングや旅のノート、本の挿絵、彫刻、陶作品、パフォーマンス、舞台美術、そしてパルマ大聖堂(マジョルカ)のサン・ペール礼拝堂内部装飾(2007完成)やジュネーブの国連欧州本部人権理事会大会議場天井画(2008完成)など、壮大な建築的プロジェクトにまでおよんでいる。

 ヴェネツィア・ビエンナーレにたびたび出品し、2007年にはアフリカ、2009年にはスペインの代表を務めた。先史時代の洞窟壁画に強い関心を持ち、ショーヴェ洞窟のレプリカプロジェクトでは学術委員に名を連ねた。2013年にはフランス文化賞より芸術文化勲章「オフィシエ」を、2020年にはスペイン・カタルーニャ自治州政府よりサン・ジョルディ十字勲章を受章。日本での大規模な個展は今回が初めてとなる。

会期

2022年1月13日(木)-3月25日(金)

会場

東京オペラシティ アートギャラリー

東京都新宿区西新宿3-20-2


アクセス

京王新線 初台駅より徒歩1分(直結)

開館時間

11:00-19:00(入場は18:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月13日[日・全館休館日]

入場料

一般1,400[1,200]円/大・高生1,000[800]円/中学生以下無料

*同時開催「project N 85 水戸部七絵」の入場料を含みます。
*[ ]内は各種割引料金。障害者手帳をお持ちの方および付添1 名は無料。割引の併用および入場料の払い戻しはできません。

主催

公益財団法人 東京オペラシティ文化財団、国立国際美術館、読売新聞社

協賛

日本生命保険相互会社

協力

相互物産株式会社

後援

スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

制作協力

ファクト・コンセプトゥール/瀧脇千惠子

お問合せ

東京オペラシティ アートギャラリー

TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

公式ホームページ

*新型コロナウイルス感染症対策およびご来館の際の注意事項は当館ウェブサイトをご確認ください。
最新の情報は随時当館ウェブサイト、SNS および特設サイトでお知らせします。

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