
会期
Schedule 令和8年8月25日(火)~8月31日(月)
August 25 - August 31, 2026
開廊時間
Opening Hours 午前11時~午後7時まで[最終日8月31日(月)は午後5時まで]
会期中無休
Open daily 11 am to 7 pm except for August 31, when the gallery will close at 5 pm.
出品作家
Artist 新 学 Atarashi Manabu
尾花友久 Obana Tomohisa
鈴木大弓 Suzuki Hiroyumi
谷本 貴 Tanimoto Takashi
福島一絋 Fukushima Kazuhiro
福島真弥 Fukushima Shinya
ご紹介文
Introduction
今年四月、伊賀上野に待望の伊賀陶芸館が開館した。
私は、そのバンフに「芭蕉は四一歳の時に母の墓参のため伊賀に帰郷、江戸へ帰る途中、名古屋の連衆と『冬の日』の歌仙を成し芭風を確立した。
自らの俳諧をもって『俗談平語を正す』」というのが芭蕉の文学精神であり、それを支えたのが座に連なる各地の俳人たちであった。
私は、伊賀陶芸館『丸之内倶楽部』が地域の人々の座(交流の場)となり、芸術性の高い伊賀焼の躍進に繋がることを期待している」と書いた。
茶陶・伊賀六人展の陶芸家は、伊賀陶芸館に展示されている伊賀を代表する現代作家六人である。
副題の「年々去来の花」は世阿弥の能楽書「風姿花伝」第七「別紙口伝」より抜粋した言葉で、これからの六人の活躍を願って付けたものである。
新 学の《伊賀鎬茶盌》は、刳り貫き技法によって制作した土のパワーを感じる力強い茶盌。伊賀の特徴である緑色のビードロ釉と黒い焦げの間を二筋の玉垂れが流れて、自然な景色を成している。口部は山道状に波打ち、茶盌全体の造形とマッチして緊張感を高めている。
尾花友久の《伊賀白茶碗》は、京焼の白い釉薬をかけて焼いた宋磁風の平茶碗。口径20センチのゆったりとした夏茶碗である。尾花は、アメリカ人陶芸家ダレン・ダモンテに師事し、国内外のギャラリーで作品を発表している。そのためか作風は至って自由である。
鈴木大弓は仙台市生まれ。中央大学在学中より作陶をはじめ、李朝陶に憧れて韓国へ渡り陶技を修得、帰国後は信楽にて独立するが、伊賀焼に魅せられ伊賀に移住する。この《伊賀茶盌》は、黒い焦げの上に緑色のビードロ釉が走り、大きな抜けが特徴の沓形茶盌である。
谷本 貴の《伊賀耳付花入》は、口と胴中央がまるく膨らみ、胴部が大胆にひしゃげている。双耳が口の部分に付けられており、高台から胴に掛けて黒い焦げ見られ、その脇に三筋の箆目が施されている。炎が直面する火表と反対側の火裏では、大きく景色が異なっている。
福島一紘の《伊賀茶盌》は、塊の粘土を刳り貫き技法で制作した茶盌。穴窯焼成で火入れから70時間後に引き出して冷却すると、ビードロ釉が青白く冴えるという。口造りは飲み口を一箇所残して、他は厚めに作っているのは、そのビードロ効果を狙ってのことだという。
福島真弥の《伊賀水指》は底を轆轤成形して、模様を写した板状の土を貼り付けて成形したもの。古伊賀にはない大きな耳の付く、松の灰被りを載せた水指で、伊賀の風景を抽象表現している。大学時代に日本画を学んだことで、視覚的な表現を思考しながら制作している。
森 孝一(美術評論家・日本陶磁協会常任理事)
略歴
Biography
▶ 新 学
Atarashi Manabu
昭和48年 大阪生まれ
平成7年 関西大学 文学部 卒業
平成11年 父、新歓嗣に師事
平成14年 穴窯築窯、初個展
平成15年 以降各地にて個展、グループ展開催
平成20年 二基目となる穴窯築窯
平成23年 新窯築窯
平成25年 第6回 現代茶陶展 受賞(岐阜県土岐市)
令和3年 新たに穴窯築窯
▶ 尾花友久
Obana Tomohisa
昭和58年 京都生まれ
平成17年 京都嵯峨芸術大学 短期大学部 陶芸専攻 卒業、三重県伊賀のダレン・ダモンテ氏に師事
平成19年 伊賀にて独立
平成27年 伊賀市音羽に移窯
令和3年 初個展「一から一へ」(wad 大阪)
▶ 鈴木大弓
Suzuki Hiroyumi
昭和56年 宮城県仙台市生まれ
平成17年 韓国、聞慶および慶州にて修行
平成21年 信楽にて独立
平成28年 伊賀に工房を移す
全国各地の百貨店、ギャラリーにて個展、グループ展開催
▶ 谷本 貴
Tanimoto Takashi
昭和53年 三重県伊賀市生まれ
平成9年 同志社大学 文学部文化学科 美術及び芸術学専攻 入学
平成14年 京都府立陶工高等技術専門校 入学
平成15年 森 正氏に師事
平成17年 伊賀市に作陶を始める
以後、各地で個展、グループ展 IAC会員
▶ 福島一紘
Fukushima Kazuhiro
昭和56年 三重県伊賀市丸柱生まれ
平成16年 京都府立陶工高等技術専門校 卒業
平成17年 岐阜県恵那市上矢作にて鯉江良二氏に師事
平成18年 渡米 ・カリフォルニア ・ エルクバレーにて穴窯の研修
平成22年 自宅工房に穴窯を築窯
現在、伊賀市丸柱にて制作
▶ 福島真弥
Fukushima Shinya
昭和58年 三重県伊賀市丸柱生まれ
平成16年 奈良芸術短期大学 日本画コース 卒業
平成18年 京都府立陶工高等技術専門校 図案科 卒業
平成19年 丸柱に戻り制作
平成24年 自宅工房に薪窯築窯
作家在廊日
Date Artist
in Gallery 新 学 8月25日(火)
尾花友久 8月26日(水)
鈴木大弓 8月26日(水)~27日(木)
谷本 貴 8月25日(火)~27日(木)
福島一紘 8月27日(木)~31日(月)
福島真弥 8月27日(木)~31日(月)
8月25日(火) 新 学、谷本 貴
8月26日(水) 尾花友久、鈴木大弓、谷本 貴
8月27日(木) 鈴木大弓、谷本 貴、福島一紘、福島真弥
8月28日(金) 福島一紘、福島真弥
8月29日(土) 福島一紘、福島真弥
8月30日(日) 福島一紘、福島真弥
8月31日(月) 福島一紘、福島真弥
特別茶会
Tea Party ▶
11:00席入の会が満席となりました(8月6日更新)
お陰様で、11:00席入のお席が満席となりました。
大勢のお客様からお申込みを頂きまして、本当にありがとうございました。
現在、11:00席入のお席は、キャンセル待ちを受け付けております。
キャンセル待ちをご希望の皆様は、お手数で恐縮ですが、弊廊までお電話(03-3352-5118)か、メール(gallery@kakiden.com)にてお申し付けくださいませ。
▶ 記念茶会「年々去来の花」のご案内
柿傳ギャラリーの上にある新宿 柿傳の茶室にて、本展の記念茶会「年々去来の花」を開催致します。
席主は、本展の出品作家一同が力を合わせて務めさせて頂きます。
茶会に参加された事のない初心の方も大歓迎ですので、どうぞお気軽に、伊賀ゆかりのお道具で、葉月の一服の茶をお楽しみ頂ければ幸いです。
皆様からのお申込をお待ち申し上げております。
・日時 8月27日(木) 11:00席入【満席】、13:00席入の二席
※ 席入15分前まで受付・寄付(7階)に集まりください。
・席主 出品作家一同
※ 当日は、鈴木大弓、谷本 貴、福島一紘、福島真弥が皆様をお迎え致します。
・場所 新宿 京懐石 柿傳(東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル)
受付・寄付「安与ホール(7階)」
↓
薄茶席「残月亭(9階)」
↓
点心席「古今サロン(6階)」
※ 点心(お食事)は、小向付、旬菜を盛り込んだ縁高、煮物椀、ご飯と香の物です。もちろん、美味しい日本酒もふんだんにご用意しております。
・会費 7,000円(税込) 当日、受付(安与ホール 7階)にて申し受けます。
※ 恐れ入りますが、現金のお支払いのみとさせて頂いております。
・服装 お楽な格好で、ご自由にどうぞお出掛け下さい。
・所要 1時間45分〜2時間程度
・お問合せ先
TEL 03-3352-5118 /FAX 03-5269-0335
MAIL gallery@kakiden.com
電話は11時~19時受付(ギャラリー休廊日を除きます)
・申込 参加ご希望の方は、下記のボタンからお申し込み下さいませ。
▸お申込みはこちら
DM この展覧会のDMを見る(PDF)
主な出品作品
Main ExhibitedWorks
・展覧会期間中に展示した主な作品を以下にご紹介致します。
・価格は、税別か税込の記載が無い場合は、展覧会開催時点の消費税込みの金額です。
・画像をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
・これらの作品以外にも多数の作品がございます。お客様のお好みをお電話かメールにてお聞かせ頂ければ、より詳細な画像を撮影して、メールにてご案内させて頂きます。
・展覧会終了後は、申し訳ありませんが、作品の在庫をお調べするためのお時間を頂ければ幸いです。
No.1
作家名 新 学
作品名 伊賀 鎬茶盌
価格 税別15万円 (税込165,000 円)
箱 桐箱付(後日)
寸法 Φ 12.0 × H 9.0 (㎝)
No.2
作家名 尾花友久
作品名 伊賀白茶碗
価格 税別8万円 (税込88,000 円)
箱 桐箱付(後日)
寸法 Φ 20.0 × H 7.0 (㎝)
No.3
作家名 鈴木大弓
作品名 伊賀茶盌
価格 税別12万円 (税込132,000 円)
箱 桐箱付(後日)
寸法 W 13.6 × D 12.0 × H 9.6 (㎝)
No.4
作家名 谷本 貴
作品名 伊賀耳付花入
価格 税別25万円 (税込275,000 円)
箱 桐箱付(後日)
寸法 W 18.0 × D 15.0 × H 27.5 (㎝)
No.5
作家名 福島一絋
作品名 伊賀茶盌
価格 税別15万円 (税込165,000 円)
箱 桐箱付(後日)
寸法 Φ 13.8 × H 10.5 (㎝)
No.6ご売約済 Sold Out
| 日時 | 2026年8月25日(火)~31日(月) |
| 場所 | 東京都新宿区新宿 3-37-11 柿傳ギャラリー |
| URL | https://www.kakiden.com/gallery/archives/87130/
詳細は公式HPをご参照ください |