佐藤美術館では、2023年1月6日(金)〜2月12日(日)の会期で「阿部千鶴日本画展 ~Flower palette~」が開催されます
日本画家として活躍する阿部千鶴(あべちづる)の個展。
柔らかな色彩で花や少女を描く阿部は、1995年に東京藝術大学大学院修士課程日本画専攻を修了。
1996年に創画展に初入選、2007年に奨励賞、2009年に創画会賞を受賞。現在は創画会准会員であり、数多くの個展・グループ展等精力的に制作活動をおこなっています。
阿部の作品の魅力は、描かれている対象へそそがれる優しいまなざしでしょう。
しかし、この暖かみのある表現が鑑賞者の心をつかむのは、しっかりとした技術と造形力が支えているからといえます。
岩絵具の落ち着いた色味を充分に引き出すことを常に考え、構図を工夫する事で時間の流れを感じさせています。
本展では、創画展に出品された大作と、過去の多くの小品の中から選んだ作品、合計約30点が出品されます。
「Flower palette」という副題には、花いっぱいの一枚の画面という意味と、それぞれの時代の作品を一つのカラーとして花に見立て、展示会場をパレットのように彩り、花畑にいるような空間と時の流れを感じてほしいという願いが込められています。
20年近く前の作品から、2022年制作の新作まで、誰もが心の内に持っている大切な記憶をよみがえらせてくれるような作品の数々をお楽しみください。
★アーティストトーク★
1月22日(日)午後2時より阿部千鶴本人が自作について語ります。
予約不要 無料でご参加いただけますが、当日の入館料が必要です。
*当日、作品集をお買い上げの方には、トーク終了後、阿部千鶴がサインをいたします。
2023年1月6日(金)~2月12日(日)
一般700円、学生500円(中学生以下無料)
公式ホームページより割引券のダウンロードが可能です
→http://sato-museum.la.coocan.jp/exhibition/exhibition-2022.html?id=ex230106
10:00~17:00 金曜のみ ~19:00 ※入館は閉館15分前まで
月曜日
但し、1月9日(月・祝)は開館、1月10日(火)は休館
〒160-0015 東京都新宿区大京町31−10
JR 総武線千駄ヶ谷駅より徒歩5 分、
JR 総武線信濃町駅より徒歩6 分、都営大江戸線国立競技場駅A3 出口より徒歩4 分
※駐車場はありません
公益財団法人佐藤国際文化育英財団
新宿区
〒160-0015 東京都新宿区大京町31-10
TEL.03-3358-6021