イベント

2023年4月24日(月)~8月6日(日)

推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化

早稲田大学演劇博物館にて、4月24日(月)より2023年度春季企画展「推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化」が開催されます。

 

   

 

近年、好きな人やモノを応援する「推し活」が話題になっています。「推し」とは応援する対象のことを指しており、「推し」を様々な形で応援する行為が「推し活」と呼ばれます。「推し」への愛は様々な形で表現され、人々の日常を支えるひとつの柱になっています。
盛り上がりをみせる「推し活」ですが、「推し」を応援する行為は実は古くから行われていました。日本の室町期における能や、イギリスのシェイクスピア時代の演劇はパトロンという存在によって大きく発展したという歴史があり、歌舞伎は庶民の熱烈な人気によって支えられ、江戸時代最大の娯楽となりました。

過去から現代にいたるまで、観客からの支援や応援は演劇や映画などの文化にとって非常に重要です。支える人々の存在によってそれぞれのジャンルは隆盛し、優れた文化が生まれてきたのだといえます。

 

早稲田大学演劇博物館には多岐にわたる「推し活」に関する資料が所蔵されています。今回の展示ではこれらの品々を通して「推し文化」の歴史について紐解いていきます。

「推し文化」について考えることは、観客の歴史を問うことでもあります。それぞれの時代やジャンルにおいてどのような観客が存在し、どのように応援をしたのか。そして今、人々はどのような形で「推し」に向き合っているのか。 

演者や制作者側を中心とした従来の演劇・映像史においては埋もれてしまう、個々の観客たちの営みやその〈声〉をあぶりだすことを目的とした企画展「推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化」は8月6日(日)までの開催です。

 森律子等身大人形                              錦絵「江戸関三十郎 座付引合之図」(1826年)

森繁久彌旧蔵                                                                               杉村春子旧蔵 ファンレター

ファン手作りの「屋根の上のバイオリン弾き」テヴィエ人形

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロンドン・グローブ座完成記念杯(1997年)

 

 

会期

2023年4月24日(月)〜8月6日(日)

入館料

無料

開館時間

10:00~ 17:00 (火・金曜日は 19:00まで)

会期中の休館日

休館日: 4月29日 (土・祝)、5月3日 (水・祝)~ 5日 (金・祝)、10日 (水)、6月7日 (水)、21日 (水)、7月 5日 (水)、
17日 (月・祝)、19日 (水)
※日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は早稲田大学演劇博物館ホームページをご確認の上ご来場ください。

会場

早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室

〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1  

アクセス

・JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅(早稲田口)から都営バス「早大正門」行 終点下車徒歩2分

・地下鉄東京メトロ東西線「早稲田」駅下車、徒歩約7分

・都電荒川線「早稲田」駅下車、徒歩約5分

主催

早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点

お問い合わせ

早稲田大学演劇博物館事務所(6号館2階)
窓口:10:00~16:00(平日)

電話: 9:00~17:00(平日)

TEL 03-5286-1829

FAX 03-5273-4398
mail enpaku@list.waseda.jp

  

 

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