落合地域の区民の皆さんを中心に活動を続けている「落合蛍」を育てる会は、東京の名湧水57選にも選ばれたおとめ山公園の湧水を利用し、ホタルを飼育しています。今年で25周年を迎える同会では、7月4日(土)、5日(日)の2日間、「ホタル観賞の夕べと夜のおとめ山公園」を開催します。

おとめ山公園に自生したホタルが自然環境の中で乱舞する環境づくりを目的に、ホタルの飼育活動をしている「落合蛍」を育てる会。おとめ山公園内の「ホタル舎」と「ホタル飼育舎」の2か所で、土を改良して水の流れを整えたり、ホタルのえさとなる貝”カワニナ”や水辺の植物を育てたりして、手をかけ環境を整備しています。
「ホタルは水や空気が汚れていない、良い環境の中で生息できる生き物です。地域の環境が変化し、近代化に伴い自然環境が徐々に失われていく中で、この地域の良い環境を次の世代につなげたいと思いました。ホタルにとって良い環境は私たち人間にとっても必ず良い環境の筈です。ホタルの飼育を通して良い環境を守り、自然を育てていくことが、次の世代につながる大きな財産だと考えています。」( 「落合蛍」を育てる会20周年記念冊子より)

落合のホタルは、その歴史を紐解くと江戸時代までさかのぼります。妙正寺川と神田川が落ち合う所として「落合」の名称がついたという事からも、落合エリアは水に恵まれていたことが推測されます。特に田島橋(新宿区下落合1丁目)の近辺に多く生息していたようで、長い笹を手にホタル狩りをする浮世絵が数多く残っています。

普段は夜間の利用ができない園内を通り、ホタル舎の中を歩いて観賞します。神秘的な淡い光や、水の中で動く幼虫を見ることができます。ホタルは、一生のほとんどを水や土の中で過ごします。陸で飛ぶ期間は1~2週間で、体の一部を光らせたオスがメスにプロポーズし、そして、産卵後に生涯を閉じる短い一生です。

過去開催時の様子
【開催日時】
2026年7月4日(土)19:00~21:00
7月5日(日)19:00~20:30
※小雨決行
【場所】
新宿区立おとめ山公園(新宿区下落合2-10)
・西武新宿線 下落合駅から徒歩10分
・JR 高田馬場駅から徒歩10分
・東京メトロ東西線 高田馬場駅から徒歩10分
・西武新宿線「高田馬場」徒歩10分
【イベント内容】
1.「ホタル舎」及び「ホタル飼育舎」でのホタル鑑賞
2.物販(オリジナル缶バッジ・ピンバッジ)、飲み物や食べ物の模擬店
【入場料】
入場料は無料ですが、『落合蛍』を育てる会の活動を応援してくださる方(会員)を募集しています。
年会費:個人会員1口1,000円より、団体会員1口5,000円より
会員の方は「ホタル観賞会」のご招待ハガキを提示し、「優待入場口」から入場できます。当日、現地での入会で「優待入場口」を利用できます。
【注意事項】
・「ホタル舎」及び「ホタル飼育舎」内での写真・動画撮影禁止
・「ホタル舎」及び「ホタル飼育舎」内での「スマートフォン画面」や「光る靴」などの光が発生する物の使用禁止(ホタルの動きを惑わせるため)
・虫よけファン及び虫よけスプレーの禁止
・ホタルへの配慮を行いながらの鑑賞にご協力ください。
【主催】
『落合蛍』を育てる会
【お問い合わせ】
落合第一特別出張所
TEL 03-3951-9196(平日 8:30~17:00)
・薬王院