JR新宿駅東口の駅ビルに隣接する、外観デザインが印象的な「安与ビル」。1968年に竣工し、2022年に登録有形文化財に登録されています。設計は、フランク・ロイド・ライトの研究家であり、新宿区役所や旧新宿武蔵野館も手がけた明石信道氏。構造設計は東京タワーや大阪通天閣を設計した日本の耐震構造の父とも呼ばれる内藤多仲氏が担当。縦格子の壁面が特徴の八角形の箱が互い違いにずれながら重ねられた外観が、新宿のにぎわいの中でひときわ目を引きます。

昼は外の光をやわらかく映し込み、夜は建物の内側の明かりが外ににじみ出て、時間によって異なる表情を楽しめます。ビル名は、建設当時のオーナー・安田善一氏の父・安田与一氏の名前から付けられました。エントランスホールには、ノーベル文学賞受賞作家・川端康成氏による書が飾られ、「父安田与一にこのビルをささぐ善一昭和四十三年十一月吉日」と記されています。

ビル内には、谷口吉郎氏が手がけた日本の茶室建築の良さを感じていただきながら、伝統的な茶懐石が楽しめる「新宿 京懐石 柿傳(かきでん)」や、現代作家による工芸品や絵画を展示販売する「柿傳ギャラリー」を併設し、大人の時間を過ごせる場所があります。
■新宿 京懐石 柿傳(かきでん)(6~9階)
■柿傳ギャラリー(地下2階)
https://www.kakiden.com/gallery/
https://www.instagram.com/kakidengallery/
■安与ホール(貸しホール)(7階)
| 住所 | 新宿区新宿3-37-11 |
| 最寄駅・アクセス | JR、小田急、京王、東京メトロ「新宿駅」中央東口・東南口より徒歩1分 |
| お問い合わせ | 安与商事株式会社 TEL 03-3352-5115 |