新宿の魅力

歴史と文化の玉手箱 ~ようこそ 新宿ミニ博物館へ~

新宿区には、史跡や文化財、伝統産業を支える職人の工房など、手軽に立ち寄れる「ミニ博物館」が全8箇所あります。
「ミニ博物館」は、地域の歴史や文化を身近に感じられ、気軽に学べる新宿の魅力がぎゅっと詰まった玉手箱のようなスポットです。
伝統工芸品を作る施設では、タイミングが合えば職人の息づかいを感じる作業風景を見学することもできます。

染色工房

染の里 おちあい(二葉苑) 

東京染ものがたり博物館(富田染工芸)

   
博物館 

つまみかんざし博物館 

木組み博物館

   

寺社 

十二社(じゅうにそう) 熊野神社の文化財 

内藤新宿 太宗寺の文化財 

須賀神社 三十六歌仙絵

  
遺跡資料室

目白学園遺跡 出土品資料室

染の里 おちあい(二葉苑)

染の里 おちあいは、妙正寺川沿いにある大正9年(1920)年から続く染色工房です。江戸小紋や江戸更紗、友禅染、藍染めなど江戸時代から伝わる日本の伝統的な技術を継承しています。

毎週開催される本格的な江戸更紗型染体験では世界にひとつだけの作品作りを楽しむことが出来ます。店舗が併設されているため染物を使った小物や型紙を彫る道具の購入、見学もでき、体験後もお楽しみいただけます。

   


★染の里 おちあい(二葉苑).pdf(2MB) 【開館時間】11:00~17:00
【休 館 日】 月曜日
【住  所】新宿区上落合2-3-6
【アクセス】都営大江戸線・西武新宿線 中井駅 徒歩4分
【お問合せ】03-3368-8133

【関連ページ】染の里おちあい / 新宿plus vol.19(P.1) 

    

◇近隣おすすめスポット◇

薬王院(東長谷寺:ボタン寺)

林芙美子記念館

東京染ものがたり博物館(富田染工芸)

東京染ものがたり博物館は、神田川のほとりに佇む染色工房です。大正3年(1914年)に創業した富田染工芸の工房内で、繊細柄の江戸小紋と言われる東京染小紋や多色な文様を散りばめた江戸更紗の着物を製作しております。繊細な型染めの東京染小紋や、室町時代に渡来した中近東エリアの染色技術と手描きの文様が美しく融合した江戸更紗など、東京の染めものの伝統を現代へ伝えています。

江戸時代の文化が感じられる館内では、職人による伝統工芸技法の見学や、職人と巡る歴史ある染工房の舞台裏の特別見学、トートバック・小裂染体験・袱紗染体験などをご自身の手で染め上げる染色体験などもお楽しみいただけます。(いずれも事前予約制→ https://sarakichi.tokyo/experience/

   

★東京染ものがたり博物館.pdf(2.6MB)

【開館時間】10:00~12:00、13:00~16:00
【休 館 日】 土・日・祝日・年末年始・ゴールデンウィーク
【住  所】新宿区西早稲田3-6-14
【アクセス】JR線・西武線・東京メトロ東西線 高田馬場駅 徒歩15分・東京さくらトラム(都電荒川線) 面影橋停留場 徒歩3分
【お問合せ】TEL:03-3987-0701 FAX:03-3980-2519

【関連ページ】東京染ものがたり博物館(富田染工芸)新宿ミニ博物館 / 新宿plus vol.19 (P.3)
 
    

◇近隣おすすめスポット◇

早稲田松竹

甘泉園公園

つまみかんざし博物館 

つまみかんざし博物館は高田馬場にあり、伝統工芸品「つまみかんざし」の作品と技術を紹介しています。世界初のつまみかんざし専門の施設として、美しい意匠をご覧いただけます。

「つまみかんざし」とは、江戸時代に生まれた伝統的な髪飾りで、薄い絹などの小さな正方形の布をピンセットでつまみ、折りたたんで花や鳥などのモチーフに仕上げたものです。花や鳥などをモチーフにしたつまみかんざしの作品やパネル展示をご覧いただけます。

   

★つまみかんざし博物館 .pdf(24MB)

【開館時間】10:00~16:00
【開 館 日】 水・土曜日
【入 館 料】 無料
【住  所】新宿区高田馬場4-23-28 ヒルズISHIDA401
【アクセス】JR線・西武線・東京メトロ東西線 高田馬場駅 徒歩5分
【お問合せ】03-3361-3083

【関連ページ】つまみかんざし博物館

     

◇近隣おすすめスポット◇

アトムの壁画

俳句文学館

木組み博物館

木組み博物館は、早稲田にある私設博物館で、日本の伝統建築に用いられる技術と構造美を紹介しています。釘を使わずに木と木を組み合わせてつなぐ「木組み」という技法を中心に、左官や漆といった伝統技術、素材、道具など、伝統建築を支える多様な技術が展示されています。

館内では、さまざまな仕口(しぐち)や継手(つぎて)の木組み模型のほか、宮大工棟梁による「薬師寺三重塔(西塔)」初重斗組み(しょじゅうますぐみ)部分の大型模型など、常時約30点が展示してあり、木造建築の精巧な技を実際に手に取って構造や技法に触れることができるのも魅力のひとつです。また、定期的に「読み語り」や「館長のミニ講座」などの催しも開催されています。

   

★木組み博物館.pdf(7.4MB)

【開館時間】10:00~16:00
【開 館 日】 火・水・木・ 月1回の土曜日(公式ホームページにて事前にご確認ください) 
【料  金】無料(約10名程度を超える場合は要連絡)
【住  所】新宿区西早稲田2-3-26 ホールエイト3階
【アクセス】東京メトロ東西線 早稲田駅 徒歩4分
【お問合せ】03-3209-0430

【関連ページ】木組み博物館

       

◇近隣おすすめスポット◇

大隈庭園

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)

十二社(じゅうにそう)  熊野神社の文化財

西新宿に鎮座し、新宿中央公園に隣接する十二社 熊野神社は、室町時代より600年以上の歴史を持つ熊野信仰の神社です。

十二社の碑(新宿区指定史跡)、熊野神社の狛犬(新宿区登録有形民族文化財)七人役者図絵馬(新宿区指定有形文化財)、式三番奉納額(新宿区指定有形文化財)など、数多くの貴重な文化財を有しています。

   

★十二社(じゅうにそう) 熊野神社の文化財.pdf(810.2KB)

【公開時間】日中のみ(七人役者図絵馬・式三番奉納額は社殿内のため許可制 / 祭事期間中は見学が制限される場合あり)
【住  所】新宿区西新宿2-11-2
【アクセス】都営地下鉄大江戸線 西新宿五丁目駅 徒歩8分・東京メトロ丸の内線 西新宿駅 徒歩15分
【お問合せ】03-3343-5521

【関連ページ】熊野神社(十二社)新宿ミニ博物館

      
◇近隣おすすめスポット◇

新宿中央公園

平和祈念展示資料館

内藤新宿 太宗寺の文化財

内藤新宿は、現在の新宿区新宿1丁目から新宿2丁目・3丁目の一帯で、江戸時代に甲州街道の宿場町として発展しました。太宗寺(正式名称:霞関山本覚院太宗寺)は、1596年頃(慶長年間)に僧侶・太宗が建てた浄土宗寺院で、内藤新宿の中央に位置します。

閻魔大王像(新宿区指定有形民俗文化財)、奪衣婆(だつえば)像(新宿区指定有形民俗文化財)、三日月不動像(新宿区指定有形文化財)、切支丹(キリシタン)灯籠(新宿区指定有形文化財)、内藤家墓地出土品(新宿区指定有形文化財)、銅造地蔵菩薩坐(どうぞうじぞうぼさつざ)像(東京都指定有形文化財)などが保存されており、新宿ミニ博物館として内藤新宿の歴史を現代へ伝えています。

   

★太宗寺.pdf(620.3KB)

【公開時間】日中のみ

【住  所】新宿区新宿2-9-2
【アクセス】東京メトロ丸の内線  新宿御苑前駅 徒歩3分
【お問合せ】03-3356-7731

【関連ページ】太宗寺 / 新宿山ノ手七福神めぐり / 新宿plus vol.20(P.16)
 
      

◇近隣おすすめスポット◇

花園神社

三遊亭円朝旧居跡

須賀神社 三十六歌仙絵

須賀神社は、四谷の総鎮守として江戸時代初期より親しまれている神社です。須賀神社に奉納されている三十六歌仙絵は、新宿区指定の有形文化財(絵画)に指定されています。

小野小町、紀貫之、柿本人麿、大伴家持など、平安時代の優れた歌人36名(三十六歌仙)が描かれ、それぞれの肖像画には代表作の一首が書き添えられています。当時、画家として高名だった四谷大番町(大京町)に住む旗本 大岡雲峰(1764~1848)の絵と、和歌や書画で人気を博した公卿 千種有功(ちぐさありこと)(1797~1854)の書により、天保7年(1836年)に完成・奉納されたもので、四谷の総鎮守として信仰をあつめた須賀神社の隆盛を物語る文化財のひとつです。三十六歌仙絵は戦火を免れ、現在でも拝殿内に掲げられ、拝観することができます。

   


★三十六歌仙絵.pdf(4.3MB)

【公開時間】9:00~16:30(昇殿拝観は許可制 / 祭事期間中は見学が制限される場合あり)
【料  金】無料 
【住  所】新宿区須賀町5-6
【アクセス】東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅 徒歩7分
【お問合せ】03-3351-7023

【関連ページ】須賀神社 三十六歌仙絵
 
     

◇近隣おすすめスポット◇

田宮稲荷神社跡 四谷怪談の旧地

新宿歴史博物館

目白学園遺跡 出土品資料室

目白学園遺跡は、新宿区中落合にある目白学園から中井御霊(なかいごりょう)神社一帯に広がる、縄文時代(約4500年前)から奈良時代後期にかけての複合集落遺跡です。1950年(昭和25年)より、これまでに合計186軒の竪穴住居(縄文時代早期1軒、縄文時代中期住居95軒、弥生時代後期住居71軒、奈良時代住居18軒、時期不明住居1軒)発見・調査されました。

新宿ミニ博物館 目白学園遺跡 出土品資料室では、縄文・弥生・奈良時代の貴重な文化財のうち約50点の資料が展示されています。写真や説明パネル、年表などで解説されており当時の人々の生活を垣間見ることができ、古代の歴史と文化を身近に感じつつ学べます。

   

★目白学園遺跡.pdf(14.8MB)

【開館時間】10:00~16:00
【休 館 日】 土・日・祝日・目白学園の夏期・冬期休暇、入試期間及び学内行事日
【料  金】無料
【住  所】新宿区中落合4-31-1(目白学園 佐藤重遠記念館 1階)
【アクセス】西武新宿線・都営地下鉄大江戸線 中井駅 徒歩8分(車での来館はご遠慮ください)
【お問合せ】見学・出土品資料室について:目白学園 法人本部 財務部管理課 03-5996-3115・展示物について:新宿歴史博物館 ミニ博物館担当 03-3359-2131

【関連ページ】目白学園遺跡

 

◇近隣おすすめスポット◇

中井御霊神社

中井出世不動尊

一般社団法人新宿観光振興協会
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